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ライセンス基板

Gremlin (SEGA) 許諾版

構成はニチブツ純正と同じで、大きな1枚基板にサブボードが2つです。基板にも SEGA のロゴがあり、ROM シール も SEGA 基板によく見られるフォントが使われています。ベースはギャラクシアンで、ハーネスも同じものが使え ます。とても発熱するパーツがあり、取り扱いには注意が必要(写真下 97150-P の右上あたりに焦げが…)です。 SEGA / Gremlin基板は3枚所有していますが、いずれも音質、ビデオ出力はニチブツ純正に劣る感じがします。

ゲームの難易度はニチブツ純正日本語版よりも少し高めになっています(が、純正海外版よりも易しい)。純正日本版 の2面が本バージョンでは1面に設定されており、オープニングで1号機がやられても、超スローにはなりません。 またステージ最後のアトミックパイルは1面の時点で2本ずつ落下します。

デモ画面の文言は本バージョン独自です。また、メーカーロゴは贅沢に2行使って表示しています。ディップ スイッチを切り替えても日本語表示にはならないのは残念(日本語表示部分をロゴに使ってしまった模様)です。 また、ネームエントリーの時間が10秒と短く、3文字までしか入力できません。

MOON CRESTA (Licensed Version by Gremlin (SEGA)

メインボード、サブボードともにSEGAのロゴが入っています。ロムシールもセガ独自のもの。

純正基板のサブボードとほぼ同じ作りですが、汎用性はこちらの方が優れており、ケーブルが簡単に 取り外せるので交換が容易です。SEGA のロゴがここにもあります。

こちらもニチブツ純正(の一部のタイプ)とほぼ同じ作りのようです。青いソケットの下には足が 伸びています。折り曲げやすいので注意が必要です。

基板下に SEGA のロゴが入っています。MADE IN JAPAN とあります。右上のパーツ2つは非常に 熱を持ちます。焦げているのが写真でも分かります。改造の際に取り外しているケースもよく目にします。

プログラム ROM 用サブボードにも SEGA のロゴが入っています。

タイトル画面。背景に星が流れていません。故障かと思ったら実は電圧不足でした。私の手持ちの基板は 5.4v くらいにしないと星が出ません。

入手直後の起動画面です。一部のパーツが壊れており、正常にゲームが遊べませんでしたが 修理で復活しました。

プレイ動画

1面初期にミスしても超スローにならない、アトミックパイルが2本同時にずつ落下する、 ステージクリア後の音楽のループがニチブツ純正とは若干異なることが分かります。